スマートビザ、熟練労働者の新最低賃金

「スマートビザ」について

  • 「スマートビザ」は201821日より申請できる新しいタイプのビザであり、以下の産業における外国籍の専門家、投資家、管理職、スタートアップ事業家等が対象となる。
  1. 次世代車両

  2. スマートエレクトロニクス

  3. 高所得者対象観光及びメディカルツーリズム

  4. 農業及びバイオテクノロジー

  5. 食品加工

  6. 産業用ロボット

  7. 航空及び物流産業

  8. バイオ燃料及びバイオケミカル

  9. デジタルサービス

  10. 医療ハブ

 

  • スマートビザの種類、主要の資格要件、恩典は以下のとおり。

 

外国人グループ: 専門家

主要の資格要件:

  1. 対象産業において戦略人材センター(Strategic Talent Center: STC)認定の科学知識・技術を有すること。(政府機関の専門家を除く。)
  2. 国立イノベーション局(National Innovation Agency: NIA)及びデジタル経済促進局(Digital Economy Promotion Agency: DEPA)より、対象産業に携わっていることの認定を受けること。

  3. 200,000バーツ以上の給料(その他の福利厚生を除く)を支給されていること。

  4. 雇用契約又は請負契約があり、申請日から満期まで1年以上の期間が残っていること、又は政府機関と契約を結んでいること。

恩典:

  1. 当該雇用契約・請負契約の満期まで有効なビザの交付。ただし、最長4年間。
  2. 再入国許可が不要に。

 

外国人グループ: 投資家

主要の資格要件:

  1. スマートビザの有効期間を通じて、一つ以上の対象事業において、技術を基本的に利用する製造業又はサービス業に、個人で2,000万バーツ相当以上、直接投資していること。
  2. 投資対象の事業は、NIADEPA又は国立科学技術開発局(National Science and Technology Development Agency: NSTDA)より、技術を利用する製造業又はサービス業かつ対象事業範囲内であると認定されていること。

     恩典:

  1. 当該雇用契約・請負契約の満期まで有効なビザの交付。ただし、最長4年間。

  2. 再入国許可が不要に。

 

外国人グループ: 管理職

主要の資格要件:

  1. 200,000バーツ以上の給料(その他の福利厚生を除く)を支給されていること。
  2. タイの会社との雇用契約又はタイでの任務が指定された国外の会社との雇用契約があること。また、当該契約は申請日から満期まで1年以上の期間が残っていること。

  3. 会長、取締役等の上級管理職である。また、製造業又はサービス業が技術を利用していること、かつ対象事業範囲内であることを、NIADEPA又はNSTDAから認定されていること。

     恩典:

  1. 当該雇用契約・請負契約の満期まで有効なビザの交付。ただし、最長4年間。

  2. 再入国許可が不要に。

 

外国人グループ: スタートアップ事業家

主要の資格要件:

  1. タイ又は国外(満期まで1年間以上)に固定の銀行口座があり、600,000バーツ又はその相当額の預金があること。

  2. NIA及びDEPAが認定した養成プログラム(incubation program)又は成長促進プログラム(accellerator program)に参加していること。

  3. スマートビザの許可日から一年以内に、タイで事業を立ち上げること。当該事業・投資活動は対象事業範囲内であることを、NIA及びDEPAから認定されていること。また、スマートビザ申請者は当該事業の資本金の25%以上の株式を有する、又は会社の取締役であること。

     恩典:

  1. 有効期間が1年間有のビザ。

  2. 再入国許可が不要に。

 

  • スマートビザの取得者は、「外国人労働管理緊急勅令」の規制が免除され、ワークパーミットなしでタイで就労できる。
  • つまり、スマートビザを取得すれば、手続に時間のかかるノンイミグラントBビザなしで、タイへの入国・滞在が可能となる。
    また、法定配偶者及び子供も、スマートビザの適用によりタイでの滞在が許可される。

 

詳細はこちらの英語資料をご覧ください。